ポジティブシンキングLife

電気を消して直感を鍛えよう

■直感で生きている時代です

情報が溢れすぎている時代だと言われます。あなたも私もブログを書いて情報を溢れさせている張本人でしょうと思ったりもしますが、世の中の多くの人は「情報が氾濫していて、なにが正しい情報なのかよくわからない」と言います。言っていることはわかります。インターネットで情報を検索しても、ろくに欲しい情報があがってこないということがあるからです。グーグルで検索したらものすごい数のホームページがヒットするにもかかわらず、ろくに欲しい情報に出会えないことがあります。仕方ないのでウィキペディアとかヤフー知恵袋をあたって、そこそこの情報を得ます。

無数のホームページもちゃんと読めば、それなりの情報が書いてあることがあります。そこまで悪意に満ちたページばかりというわけでもないのです。でも、ウィキペディアとかヤフー知恵袋が大勢の人に支持されているという背景には、そこに書かれてある情報が客観的な情報、専門的な情報であるということもあり、私たちが直感的に他を見ないでそこだけで済まそうと判断しているからです。

男は顔で選べ

■人間関係だって同じです。

人は見た目で判断してはいけないと言われます。判断してもいいと思います。怪しい人はアヤシイ顔をしています。優しい人はやさしい顔をしています。顔を見ておおいに判断しましょう。 人は波長を持っています。フィーリングが合う合わないというのは、相手の持つ波長と、自分の持つ波長が合うか合わないかということです。波長とは和音のようなものです。

美しい和音ができる相手なのか、耳障りなハーモニーになる音を出している相手なのかを、人は瞬時に見分けています。波長を聞きわける(見分ける)能力は、私たちが神様から与えられた能力です。男は顔で選びましょう。 ふだんから考えていることがすべて出るのが波長です。人に隠れてこそこそとお金を稼いでいる人は、どうしても怪しく暗い波長を出しています。 たとえお金に恵まれなくても、人のために汗をかいて元気に働いている人は、明るく快活な波長を出しています。できれば、人に受け入れられやすい波長の持ち主になりたいものです。そして、常に磨かれた直感力を持ち合わせた人でありたいものです。

電気を消して直感を鍛えよう

■直感力は、電気を消したら磨かれます。

つまり、テレビを消すのです。インターネットを消すのです。音楽も消しましょう。部屋の明かりも消しましょう。 音のない世界、光のない世界。これが私たち人がついこの間まで味わっていた「夜」です。ついこの間と言えば、語弊があるかもしれませんが、戦争が終わったばかりの昭和20年代は、多くの人が月の灯りで勉強をしたり縫物をしたりしていたのです。それで針で指を突くとか、目が悪くなるとか、不自由は多いにあったと思いますが、そういう生活で当たり前でした。

今の夜がやたら明るすぎるんですよね。人はずっと明るい場所にいたら鬱になります。やってみたらすぐにわかります。それこそ目に入ってくる情報、耳に入ってくる情報が多くなって、入ってきた情報が十分に自分の中で処理出来なくなって、やがて鬱になります。 私たちが毎日明るく元気に暮らすには、夜の闇が必要なのです。夜の闇の中で、自分の気持ちとしっかりと向き合う時間がどうしても必要なのです。闇の中で気配を感じ、闇の中で思考がこだまする時間を過ごすからこそ、翌朝笑顔で「おはよう」と言えるのです。

私たちが「情報が多くて困るわ…」というのは、電気を消せば簡単に解決します。1日の終わりにすべての情報を遮断する環境に自分を置いてあげる。そしたら、人は暗がりでものを考え始めます。考え過ぎて目がさえて寝られないという人がいますが、そういう状況に1日の終わりは自分を置いてあげるのです。 どれだけ文明が発達したところで、私たちの肉体はなんの変化もありません。強いて言えば直感力が下がっていることくらいです。文明が発達したから指が10本あったのが8本になったわけでもないし、嗅覚が著しく下がったわけでもないのです。でも、夜の闇が消えて、直感力は明らかに下がっています。「感じる」能力が下がっています。

2012年の現在、細かな細工が施された詐欺事件がいっぱいニュースにとりあげられます。インターネットのページを見ても、そういう細工がされているかもしれないと思えるページはいっぱいあります。いつの時代も人を騙してお金を儲ける人がいますが、年々、手口が巧妙になっています。そういうわけのわからない怪しそうな情報が含まれている情報を、私たちが取捨選択する時に、最後は自分の直感がものを言います。 本当は肉体をほどよく疲れさせるような仕事をすると一番直感力が磨かれます。ウソか誠かすぐにわかります。でも、多くの女性は肉体労働に従事していないと思います。それならば、電気を消して夜の闇の中で闇を闇と感じる時間を持つこと。これしか方法がないのです。直感力を磨いて、良い顔の男性と付き合いましょう。